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ナマトラセブン 第1話

ナマトラセブン 第1話「謂われ無き侵略者!」


一応、注釈を。

このお話は、前作、『帰ってこないナマトラマン』 の続きです。
お暇な方は、こちらを読んで来て下さいね。

では、本編の始まりです!

ナマッチ!



やあ、みんな!

ボクの名は、ナマボシ・ダン。
ただの風来坊さ。

え?
ナマタ隊員じゃないのかって?

そういうお約束を無視したことを言っちゃあダメダメ!

良いかい?
例えば、ここに、

「日本じゃあ2番だ!」



って言ってるヒーローがいたするよ。
でも、彼が○バットなのは、このお話の間だけなんだから、別のシリーズのお話の中で、

「変身!ぶいすりゃ~!」



とか叫んでいる時には既に彼は、ズ○ットじゃなくて、ぶいすりゃ~~なの!

わかる?
ここのとこ?
分かったら突っ込まないでね!!

という訳で、ワタクシこと、ナマボシ・ダンは、ここで彼らを待っているんだ。
彼らというのは、科学特捜隊改め、ナマトラ警備隊の皆さん、ドラマツキャップとふしぃ隊員。

え?
名前だけ、前のまんまだって?


それは、他人の空似というものです!!

違う芝居でも、同じ名前が使われていたりする事ってよくあるでしょ?

以後、気にしないように!

お、来た来た。

「ちょっと待って下さい、ここから先へは行ってはいけない!」

「なんや、ナマタ!どこ遊びに行っとったんや!!お前がおらん間、仕事がはかどって、はかどって、しゃあなかったわ!」

「ちょ、ちょっと、キャップ、ワタクシはナマタ隊員じゃあ、なくて、あのその・・・。」

「あら~、ナマちゃん。M78星雲に帰るとか、ベタなボケを言ってたと思ったら、こんなとこでさぼってたのね!」

「ふ、ふしぃ隊員、だから、ボクはね・・・・。」

「今、忙しいんや!お前のボケに付き合っとる暇無いねん!その辺でもうちょっと、さぼってきてくれ。おっても役に立たへんし。」

「というより、いたら邪魔でしょ?ププププププププププ!!!」

「このワシが、我慢してるのに、それを言うか?ガハハハハハハハハハハ!!!!!」



「人の言うことを聞かんかーーー!!!!!!!!!!!!!」

「なに騒いでんねん、カルシウム足らんのんとちゃうか、自分?」

「ナ~マちゃん!逆切れはダメよう。」



「やあ、キミ達、初めまして!ボクは、ただの風来坊!名前は、・・・。」


「なに、強引に話を戻そうとしてんねん。無駄やっちゅうねん。」

「ええから、話を聞けーーーー!!!!!!!」

「ボソボソ、こいつがキレたら、あとからグチグチうるさいから、からかうのはこれくらいにしとこか?」

「らじゃあ!!」

「あ、あの~、ひょっとして、わざとからかってたとか・・・??」

「我々はナマトラ警備隊の者や。邪魔をするんやない!!」

「アナタハ、イッタイナニモノナノ??」

「あかん、あかん、ふしぃ隊員!笑いこらえて、セリフが棒読みやで!」


「あの?ちょっとは、真面目にしません?」


「貴様は、何者なんや?」

「ワタクシは、M78星雲から来たナマトラセブ・・・・・。」

「アホかーーー!!!!!!!!いきなり、正体バラしてどうするねん!!!」

「ほんっとうにナマちゃんのボケって、天然よね。」

「というか、脳が退化しとんねん、こいつは。」


「ちょ、ちょっとやり直して宜しいでしょうか?」

「はいはい、好きにしてちょうだい・・・。」

「なんて、投げやりな、ブツブツ・・・。」

「ブツブツ言わないで、ちゃんとやってね。(怒)」


「ワ、ワタクシは、ただの風来坊さ!!」

「風来坊??」

「名前は、そう、ナマボシ・ダンとでも呼んで貰いましょうか!」



「ブブブーーーーーーーー!!!!ナマボシやって!!センス皆無やのお!!!!ガハハハハハ!!!!!!」

「ナマちゃんにセンスを求める方が無理なの!ブブブーーーー!!!!!」

「・・・・・・・・、帰ろう。デゥワ!!!」

「おお!!ふしぃ隊員!!宇宙人発見!!!!!攻撃開始!!!」

「(なにを言ってるんだ、キミタチ!私はナマトラセブ・・・、アベシ!!!)」

「こんな所に宇宙人がいるなんて!!らじゃあ!!攻撃を開始します!!」

「(ふ、ふしぃ隊員、そのメリケンサックは一体なんに使うつもりで・・・???)」

「宇宙人のことばなんて、ぜ~んぜん、分かんないわよお、ナマちゃん♪」

「(分かっててやってるやんかーーー!!!!!!!)」

「地獄の果てまで、飛んでゆけ!!!!(笑)」


「(ひ・で・ぶ~~~~~~~!!!)」


「よくやった、ふしぃ隊員!」

「地球を守るためです!当然の勤めですわ!!」



明けの明星が輝くとき、一つの光が空に向かって飛んでゆく、それがボクなんだ。

さらば!ナマトラセブン!!!

キミの勇姿を・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、見た者は誰もいない!!


ナマトラセブン 完


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